
仙台に住んでいると、松島はちょっとしたお出かけスポットとして便利です。
日本三景のひとつということもあり、海外からの観光客も多く訪れています。
そんな異国情緒漂う松島を歩いていると、ふと想像してしまいます。
「この人はどんな音楽を聴くのだろう?」
ヨーロッパ系のカップルが写真を撮っているのを見て、
「ジャズが好きなのかもしれないな」と思ったり、
アジア系の若者グループが談笑しているのを見て、
「K-POPやJ-POPを聴いているのかな?」と考えたり。
誰とも会話をしていませんが、音楽は世界共通の言語です。
想像を巡らせるだけで、旅がより楽しくなります。
そんなことを考えながら、今回の松島の旅が始まりました。
まずはおしゃれスポット巡り
松島には何度か訪れていますが、今回は少し違った角度で楽しもうと思いました。
向かったのは、リトルリスさんとリトルスパロウさん。
※冒頭の写真のお店です。
おしゃれな雑貨屋とカフェがあると聞き、これはチェックせねばと足を運びました。
店内に入ると、ナチュラルな雰囲気の雑貨が並び、落ち着いた空間が広がっています。
「私のような人間が入っても大丈夫だろうか?」と一瞬ためらうほどの洗練された雰囲気でした。
完全に浮いています。
しかし、気にしません。
むしろ、この場違い感を楽しむくらいの気持ちでいたいです。
カフェでは、珍しいクラフトビールがあったので、ありがたく一杯いただくことにしました。

詳しくはありませんが、店員さんおすすめのものを注文。
一口飲んでみると、
「これは……市販のビールと全然違う!」
コクがあり、香りが豊かで、奥行きを感じる味わいです。
クラフトビールは個性的で、造り手のこだわりが詰まっているのだと実感しました。
旅先でしか出会えない味というのは、それだけで特別な体験になります。
旅の醍醐味とは、こうした“いつもとは違う何か”を味わうことにあるのかもしれません。
松島をぶらり散策
ビールでほろ酔いになりながら、松島の街並みを歩きました。
せっかくなので、美味しいものも食べようと、松華堂さんへ。
ここでは、大きなお煎餅が名物だと聞いていたので、さっそく購入。
「これは……大きい!」
顔よりも大きいくらいのお煎餅です。
バリッとかじると、香ばしい香りが広がり、噛むほどに旨みを感じます。
観光地のお土産にぴったりな一品でした。

松島は海の幸も有名ですが、こうした昔ながらのお菓子も魅力のひとつです。
街を歩きながら、歴史を感じるのもまた楽しい時間でした。

旅の締めくくりもクラフトビール
そろそろ仙台へ帰ろうと思い、駅へ向かいました。
帰りの電車まで少し時間があったので、駅の売店でお酒でも買うことにしました。
そこで目に入ったのは、またしてもクラフトビール。
今日の旅は完全にクラフトビール尽くしになってしまいました。
「これはもう、運命ですね?」
と自分に言い聞かせ、迷わず購入。
旅先でのクラフトビールは、ただの飲み物ではありません。
その土地の文化や風土が詰まった、小さな芸術作品のようなものです。
クラフトビールとクラフトビート
帰りの電車に揺られながら、ふと考えました。
「クラフトビールがあるなら、クラフトビートもあるのでは?」
クラフトビールは、大手メーカーが作るビールとは異なり、
小さな醸造所がこだわり抜いて作る、個性あふれるビールです。
では、ビートメイクにおける“クラフト”とは何でしょうか?
大量生産された機械的なビートではなく、
ひとつひとつの音を丁寧に選び、こだわりを持って作り上げるビート。
そう考えると、私が目指している音楽はまさに“クラフトビート”ではないかと思いました。

旅をしながら、
ビールを飲みながら、
街を歩きながら、
そんなことを考えていると、酩酩酊のなか、新たなアイデアがふっと浮かんできました。
クラフトビールが、その土地の素材や醸造家のこだわりによって生み出されるように、クラフトビートもまた、作り手の個性が詰まった音楽なのではないか。
ビートメイクの世界でも、大手が作る大量生産のサウンドがある一方で、個々のアーティストがこだわりを持って生み出す、唯一無二のビートがある。
私は後者を目指しているのだと、クラフトビールを片手にしみじみと感じました。
この旅で出会ったクラフトビールのように、奥行きのあるビートを作りたい。
飲むたびに新しい発見があるように、聴くたびに新しい表情を見せる音楽を作りたい。
そんなことを考えながら、電車は仙台へ向かって進んでいきます。
ほろ酔い気分のまま、次のビートの構想をぼんやりと巡らせながら、家路につきました。
こうして、今回の「ビートメイクの旅 in 松島」は、クラフトビールとクラフトビートの狭間で終わりを迎えました。
次はどんな旅が待っているのでしょうか。
そして、どんなビートが生まれるのでしょうか。
また、新たな発見を求めて、ビートメイクの旅は続きます。
またまた。
本日の一曲はこちら、
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
The シミー&なんらか楽団
B.B.BOB