
大阪に来ると、やはり食の誘惑が多いです。
多くの人にとっては「まずはたこ焼き!」なのかもしれません。
しかし私の場合、大阪といえば“551のシュウマイとビール”。この組み合わせが最高なのです。
旅の疲れを一気に吹き飛ばしてくれる、ささやかなご褒美といえるでしょう。
さて、せっかく大阪に来ているので、今回は現地らしいテーマを書いてみたいと思います。
普段は音楽や芸術、旅について触れることが多いのですが、今日は「お笑い」について。
考えてみれば、お笑いもまたエンタメであり、ショーであり、芸術です。
そういう意味では、私が普段取り上げている領域と大きなズレはないのかもしれません。
私はよく難波のグランド花月の近くを通るのですが、まだ中で公演を観たことはありません。
どうしても大阪には別の用事で来ているため、なかなか腰を据えて劇場に足を運ぶ余裕がないのです。
ただ、街の雰囲気に触れるだけでも「お笑いの聖地に来た」という高揚感を味わうことはできます。

※551のシューマイとビールの最強タッグ
私はテレビをあまり観ませんが、SNSを眺めていると芸人さんのネタが流れてくることがあります。
先日、そんな偶然の出会いから爆笑してしまったのが「5ギャップ」のクボケンさんでした。
正直、最近のお笑い事情に詳しくないので、どれほど有名なのかも知りません。
ただ、画面越しに伝わってきた安定感に「これは面白い」と直感しました。
クボケンさんの芸には、即席で作られたものとは違う“叩き上げ感”があるように思えました。
テレビの流行りに乗って一気に売れたタイプではなく、劇場でコツコツと場数を踏み、地道に芸を磨いてきた人。
だからこそ、ネタそのものはシンプルでも、観ていて不思議な安心感と熟練の強さを感じるのです。
音楽の世界にも同じようなことがあります。
大舞台に立たなくても、地道に練習や現場を積み重ねてきた人の演奏には、揺るぎない説得力があります。
派手さはなくても、その裏にある膨大な時間や努力が音ににじみ出るのです。
お笑いも同じで、笑わせる技術の裏には、舞台で積み上げてきた経験の重みがあるのだと思います。

思い返せば、かつて小籔千豊さんがテレビに登場したときも同じ印象を受けました。
最初は「なんだろうこの人、特に派手なわけでもないのに、やたらとベテラン感がある」と思いました。
しかし後で、吉本新喜劇の座長を務めていたと知り、深く納得しました。ベテラン感の正体は、積み重ねてきた現場経験だったのです。
やはり、日の当たらない場所でも懸命に芸を磨いてきた人の力は本物です。
そうした人の芸に触れると、私は心から感動します。そして、自分自身も音楽をやる者として見習わなければと強く思います。
光が当たるかどうかに関係なく、地道に積み重ねた努力は必ず芸ににじみ出ます。その姿勢こそ、尊敬に値するものです。
いつか近い将来、実際に劇場に足を運んでみたいと思っています。
音楽とはまた違う形の芸術に触れることで、新しい学びを得られるはずです。
芸に人生を懸けている人たちの本気を体感することは、必ず自分の活動にも還元されるでしょう。
舞台の空気、観客との呼吸、芸人たちの熱量──そのすべてを肌で感じたいと思います。
…と、ここまで熱く語ってきましたが。
実は、クボケンさんの芸というのは「花に笛を突っ込んで吹く」という、しょうもないネタなのです。
そう、くだらないのです。めちゃくちゃシンプルで、言ってしまえば小学生がやっても笑ってしまうような芸。
そんなくだらない芸を、ここまで真剣に文字数をかけて語る話でしょうか!?
自分で書きながら、思わずツッコミを入れたくなってしまいました。
けれど、その「しょうもなさ」にすら芸術性や生き様を感じてしまうのですから、やはりお笑いも立派な芸術だと私は思います。
今回はこの辺で。
本日の動画はコチラ。
シャイニング、最高。(笑)
最初わからなかったけど、なぜかツボる...
そして、何度もリピートで見てしまう、
中毒性...
こんな「音」もありかもしれないと、
無理矢理音楽とつなげてみる...
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
The シミー&なんらか楽団
B.B.BOB
※この記録は「音のある日常」として残しています